テクスチャを加える事で奥行きを付ける

テクスチャ素材は、たくさんの情報と一緒に、デザインにこれまで平坦だった印象だったのが、エネルギーやダイナミックさを加えることが可能となります。テクスチャを重ねることで、細かく手書きすることなく、詳細をデザインに加えることができます。

簡単に地形を表したテクスチャを、ユニークな方法で重ねたり、例えばカリフォルニアワインの生産地をまとめた地図では、淡いグラデーションとライン線で、奥行きと質感をデザインにプラスすることで個性的な地図に仕上がります。

よりザラザラとした質感のグランジテクスチャを使用すれば、たっぷりの個性とエネルギッシュなデザインを再現することができるのではないでしょうか。

 

見る人が分かるデザインを

図解は、一般常識をつかってうまく人々をデザインに惹きつける、もっとも効果的な方法と言えるのではないでしょうか。ロンドンの赤い電話ボックスや、エジプトのピラミッドなどは、どんな人が見てもわかりやすく、その土地の情報と結びつけやすくなります。

世界中によく知られているヨガの聖地やサルのいる森など、バリ島の特長をうまく描いている地図もあったり、イギリスを代表するものを、イラストで詳しく図解したマスターピース的な地図も存在します。

ダイナミックな遠近感で、オーストリアの観光スポットを手描きのイラストタッチで描いている個性的な地図も存在します。今回は、素晴らしい地図作成に使われたデザインアイデアの例をご紹介しましたが、すぐれた洞察力に満ちたデザインや構図は、いつも私たちのまわりにあることを覚えておくと良いでしょう。そして私たちが普段あまり目につかないような隠れた場所にもこうしたデザインが工夫されているということも考えておくと、もっと地図の魅力を感じる事が出来るかもしれません。